- そうか
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そうか【僧家】⇒ そうけ(僧家)IIそうか【喪家】喪中(モチユウ)の家。 葬式のあった家。~の狗(イヌ)〔史記(孔子世家)〕喪中の家で, 悲しみのために餌(エサ)を与えられず元気をなくした飼い犬。 一説に, 宿無しの犬とも。 また, やつれて元気のない人のこととも。IIIそうか【奏可】君主が上奏を裁可すること。IVそうか【宗家】「そうけ(宗家)」に同じ。Vそうか【挿架】(1)壁面にしつらえる, 竹などで作った書架。(2)本や雑誌を本棚に置くこと。VIそうか【挿花】(1)髪などに花をさすこと。(2)生け花。VIIそうか【早歌】〔「そうが」とも〕鎌倉時代に貴族・武士・僧侶の間に流行した歌謡。 特に, 鎌倉武士に愛好された。 詞章はかなりの長文で, 物尽くしや道行き, 名詞の列挙が多く, 七五調を基調とする。 初めは伴奏なしの扇拍子で, のちには尺八の伴奏で歌われた。 音楽的には謡曲に受け継がれた。 宴曲。 現爾也娑婆(ゲニヤサバ)。 理里有楽(リリウラ)。 はやうた。VIII
「法師の無下に能なきは, 檀那すさまじく思ふべしとて, ~といふことを習ひけり/徒然 188」
そうか【痩果】植物の果実で, 閉果の一種。 小形で熟しても裂開せず, 一種子をもち, 全体が種子のように見える。 キンポウゲ・タンポポ・ヒマワリなど。→ 果実IXそうか【窓下】(1)まどのした。(2)手紙の脇付(ワキヅケ)の一。 へりくだる意を表す。Xそうか【総嫁・惣嫁】江戸時代, 京坂地方で夜, 街頭に立って客を引いた下級の娼婦。 辻君(ツジギミ)。 そうよめ。XIそうか【草加】埼玉県南東部の市。 もと奥州街道の宿場町。 草加せんべいなどで知られる。 近年, 工業団地・住宅団地の造成で発展。XIIそうか【草花】くさばな。XIIIそうか【葱花】(1)ネギの花。(2)擬宝珠(ギボシ){(1)}の異名。(3)「葱花輦(ソウカレン)」に同じ。XIVそうか【装荷】通信線路で, 伝送特性の劣化を軽減するために, 線路中にインダクタンスを入れること。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.